「綺麗に直してほしい」ハイブリッド　アコード　板金塗装修理

メールでの問い合わせ後、会社帰りに立ち寄る事になり、
”　綺麗に直して欲しい　”との事
年式が新しく変えたばかりだそうです

バックリ中に入ってますね！

ディーラーでは間違いなく交換にされますね！

ロッカーパネル（ステップ部）交換してしまうと事故車になってしまいますので
かなり技術がいりますが期待に応えたいと思います。

 

完成写真　興味がある方は下に作業工程がありますのでご覧ください

板金作業

手が入らない箇所なので、スタッド（機械）でワッシャを付けて
工具を引っ掛けて、引き出します。

ヘコんでいるところは出して、高く盛り上がっているところは
ハンマーで叩き滑らかにボデーを慣らしていきます。

さすがに高年式の車は合成がいいので鉄板がとても薄く技術が要ります。
もう少し出したいのですが、最初が酷かったのでこれぐらいが限界です

損傷部の塗装を削って傷部分を、ファイバーパテで埋めて直していきます。

熱を加え硬化させパテを削り、車体の形を出していきます。

ファイバーパテを研磨し、車体の面が出たあと、ポリパテで仕上げます

ファイバーパテ（ガラス繊維入り）強度があるパテ
ポリパテ（傷や小さな穴を埋める、仕上げのパテ　）

ポリパテ（ぺーぱー傷や小さな穴を埋める、仕上げのパテ　）

最終仕上げポリパテを研ぎ終わったらサフェサーを吹き付ける
※サフェサー（吸い込み、防錆、ペーパーの目消しの役目をするもの）

付属品を取り外しまずは中の塗装から始めます

リアドアを取り外し（仕上がり良くなるため）マスキングします。

マスキング（塗料の飛び散り防止）が付かないようにしてから
（塗らない所に塗料がつかないため）

カラー（白）を吹く

パール

クリア

下地作業
中の塗装乾燥後
塗ったサフェーサーをダブルアクション（エアー工具）で研いでいきます。
工具で研げない所は滑らかになるまで水研ぎをします。
またスッコチブライトで洗剤をつけて足付けし
油分を取り除き水で良く洗い流し、水切りをしマスキングをしたら塗装準備終了です
調色作業

実際の車は1台づつ色が微妙に違っていますので、
1台づつその車の色を作り出す必要があります。

塗装作業

３コートパールは神経を使います。

まずベースコートです。小さく色を染めていきます。染まったら少し大きめにボカシていきます。

次にベースコートとパールベースを１：１０で混ぜまた少し大きめにボカシていきます。これをきれいにぼかさないと３コートパールはぼけません
パールも同じようにすこし大きめに調色で決めた回数を吹いていきます。

クリア作業です

艶を出していきます

取り付け 磨き作業

塗装面の小さなゴミを取りコンパウンドを付けポリッシャーで磨き
取り外した部品を付けて洗車・室内清掃後納車です。　ありがとうございました。

お客様には「綺麗に直った！」ととても喜んで頂けました。期待に応えられたと
思います。

また何かお役に立てるようなことがありましたら
よろしくお願いします

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